報道関係各位 プレスリリース
2015年9月25日 NPO法人ぷるすあるは
精神科医+看護師がつくるこころの絵本・解説付
発達障害の『感覚過敏』をテーマとした絵本 刊行
特定の音やにおい、肌触り、食感など・・・多くの人にとってはなんでもない普通の刺激が、耐えがたい刺激となり、生活に大きな支障をきたす『感覚過敏』。発達障害に伴うことが多い特性ですが、障害のない方に起きることもあります。
子どもの感覚過敏、早めに気づいて対処を
近年、発達障害の情報を目にすることは増えました。しかし、感覚過敏については未だ知識や理解が進んでいない現状があります。こだわりやパニックの背景に、感覚過敏が隠れていることがあります。ワガママだ、ガマンや努力が足りないと怒られ続けて自信をなくしたり、無理強いをされて心が傷つくこともあります。
9月25日に刊行となった本書は、絵本と解説を通して、子どもから大人まで、感覚過敏についてやさしく学べる実践書です。触覚過敏の子どもにはタグを縫い目からとるなど、具体的な工夫もつまっています。お話と絵を担当する看護師自らの感覚過敏体験、看護師と医師の専門職としての経験に裏打ちされた一冊です。
子どもの気持を知る絵本③
『発達凸凹なボクの世界─感覚過敏を探検する』
著=プルスアルハ[お話と絵:細尾ちあき(看護師)/解説:北野陽子(精神科医)]
ゆまに書房/B5判上製56頁
問い合わせ先 NPO法人ぷるすあるは 代表 北野陽子
※絵本の著者としては「プルスアルハ」で活動
〒336-0936 さいたま市緑区太田窪 1-5-18 office@pulusualuha.or.jp