文末に追記あります
まず、ぷるすあるはは、「のぶみ氏」のこれまでの発言や絵本に反対しています。とりわけ「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶を支持する言説、虐待や病気などを子どもが自ら選ぶといった言説には、なんら科学的な根拠もなく、多くの人を傷つける許されないものだと考えます。子どもは、生まれ持ったものや環境を選べませんし、そこになんの責任もありません。のぶみ氏の言説に強く反対、抗議します。
今回、のぶみ氏と同じイベント『MAZEKOZEアイランドツアー(構成・キャスティング・演出・監督・総指揮:東ちづる氏)』のアートワークショップに、細尾ちあき(ぷるすあるはの制作担当、活動ではチアキ)が参加していることについて、経緯を説明します。
・チアキが個人的に依頼されて参加したイベントでした。
・チアキはのぶみ氏が参画することは事前には知りませんでした。
・当日、会場で、のぶみ氏がいることに気がつきました。このことは、後にぷるすあるは内で話題になり、のぶみ氏がプロジェクトへ関与することへの懸念を主催者へ伝えた方がよいのではないかとの意見もありましたが、結果的に伝えないままでした。法人としてはこの時点でイベントの詳細を確認しませんでした。チアキはこれまでに、一般社団法人get in touchが主催するライブペイント企画へ参加したことがあり、今回もそういったものだと認識していました。確認不足でした。
・7/19(月)夜、SNSでのぶみ氏の起用について問題になっているのを知り、イベントがオリンピックパラリンピックの企画だったこと、そこにチアキ(細尾ちあき)の名前があることを法人として把握しました(チアキは参加時にオリパラの企画であることを知っていました)。
・のぶみ氏の、これまでの発言や主張について改めて多くの情報を目にし、全く賛同できないため、7/20(火)、チアキから、主催者(総指揮者)へ、のぶみ氏の言説に反対していること、今回のプロジェクトへの起用に反対であること、チアキの参加を取り下げたい旨、メッセージを送信しました。主催者としての今後の対応について尋ねました。
なお、2016年にGet in touchが主催した「MAZEKOZE Art Ⅱ ーGet in touch アート展ー」を鑑賞した際、のぶみ氏の作品が展示されていることをみて、Get in touchがのぶみ氏と関わりがあることを知りました。にもかかわらず、ぷるすあるはとして、2019年にGet in touchへ絵画展のキュレーションを依頼しました。これまでに懸念を伝え確認をする機会はいくらでもあったにもかかわらず、これまでも何度も問題視されてきたにもかかわらず、今回のオリンピックパラリンピックを機に問題が非常に大きく取り上げられるまで、なんら対応を取らなかったことは、法人、チアキ個人として誤った対応でした。
法人としてひきつづき対応を協議するとともに、状況に進捗があった場合はご報告します。
7月20日
NPO法人ぷるすあるは
代表理事 北野陽子
追記(7/20 15:40)
主催者から連絡がありました。
のぶみ氏はすでに出演を辞退していますとのこと(サイトでも確認しました)。チアキの出演は動画編集が完了しているためこのままで、サイトからは名前を削除します、との対応を双方で確認しました。