【vol.144】災害時のメンタルヘルス関連情報など

【vol.144】災害時のメンタルヘルス関連情報など
2024年1月31日 office

 

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キッズパワーサポーターのみなさま

 

寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

いつも活動へのあたたかいご支援をありがとうございます。
新たにご登録いただいたみなさま、ありがとうございます。

 


目次

 

1) 災害時のメンタルヘルス関連情報
2) 情報いろいろ
3) 本の紹介2023

 


今月のイラスト通信

成人の日、節目の年の方へ
おめでとうございます。いろんなことを経験しながら未来へ。時々立ち止まったり、迷ったりするけど、また進んでいく、そんなことが出来る社会へ。

 


1) 災害時のサポートと防災関連情報

 

能登半島地震により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
誰もが安全で暖かく過ごせて、必要な支援が届き復興がすすむことを願います。
被災地のサポートに取り組まれているみなさまへ、ありがとうございます。

災害時のメンタルヘルス関連の情報をいくつか共有します。

誰もができる緊急下の子どものこころのケア
「子どものための心理的応急処置」
(子どものためのPFA:Psychological First Aid for Children)
|セーブ・ザ・チルドレン
》ページへ

世界保健機関(WHO)などが支援者が共通して身につけておくべき心構えと対応をまとめたPFAを、子どもに特化して、セーブ・ザ・チルドレンが作成したものです。
子どもの発達段階の特性、年齢にあった対応などがまとまっています。サイトのほか、コンパクトなリーフレットや動画もあります。研修や講師派遣も行われています。

動画「危機的な状況を経験した子どもたちに私たちはなにができるのか?」
|一般社団法人日本児童青年精神医学会 災害対策委員会
》ページへ

福地 成先生(東北医科薬科大学医学部 精神科学教室 病院准教授)
およそ30分の動画が一般公開されています。
直後の反応から具体的な支援、TIC、コミュニティの回復のはなしまで、コンパクトに大切な内容が説明されています。
必見です。
子どものサポートに携わっている人も、一般の方も。

(『ハルのきもちいろいろカード』を紹介いただいていましたm(_ _)m →商品ページへ

令和6年能登半島地震対策特設サイト
|日本精神神経学会
https://www.jspn.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=343

支援者向けの資料を中心に、信頼できる情報源について情報がまとまっています。

以下、公益財団法人日本非営利組織評価センター関係者の方によるNPO向けの情報提供ブログから。定期的に更新され、情報がまとまっています。

》【令和6年能登半島地震】避難生活で必要となる参考情報やWebサイト集
子どもや高齢者、障害者など、配慮が必要な人のための避難生活に参考になる情報もあります。

》【令和6年能登半島地震】寄付先一覧(支援金・義援金・ふるさと納税・募金等)

避難所での性暴力防止ポスター「安心してすごせる避難所のためにーみんなでつくる、みんなでまもる」
https://kidsinfost.net/2020/02/11/safety/
ぷるすあるは、2020年作成のポスターです。
ページには参考資料なども掲載しています。

 


2) 情報いろいろ

 

<イベント>
[2/17(土)PM]スウェーデンの先進団体創設者から学ぶ
|NPO法人CoCoTELI主催

依存症や精神疾患の親をもつ子どもの支援に取り組むスウェーデンの当事者団体「Maskrosbarn(たんぽぽの子どもたち)」の創設者・テレサ・エリクソン(Therése Eriksson)さんをお招きしてのイベントです。

2/17(土) 14:30-17:00
共催:関西大学 吉岡洋子研究室
ハイブリット開催・無料
》CoCoTELIのイベント案内ページへ

「自殺の危険性のある子どもへの対応に関する事例集」
|NPO法人OVA
》ページへ

自殺に関する基礎知識のほか、職種別事例では以下の方向けに、事例やポイントがコンパクトにまとまっています。

教職員
学校管理職
養護教諭
SC・SSW
児童養護施設職員
社会的養護に関わる地域のボランティア
地域の居場所・学習・生活支援に携わる関係者
民生委員

ゲートキーパーに関する資料では
子ども情報ステーションに、臨床心理士・公認心理師おがてぃの連続コラムがあります。

》「死にたい」「消えてしまいたい」と言う人と出会ったあなたへ 〜おがてぃのゲートキーパーの話〜


新入学の季節の特集コラム

『新入学準備を省エネでのりきる工夫集…ちょっとしんどい親御さんへ』
小学校の先生と先輩ママからコラムシリーズで発信しています(2018年のコラムです)
》コラムへ

 


3) 本の紹介2023

 

2023年の新刊、これまでにご案内できていなかった本をいくつかシェアします。

『生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患』

地域精神保健福祉機構・コンボさんより
》書籍案内ページへ

他の人の感想を読めます。試し読みもできます。目次をみるだけでも読みたくなります。読まずにいられない感覚になります。
支援者と呼ばれる人がご本人のリカバリーの邪魔をしない…と反省とともに読みました。

『弱さでつながり社会を変える』

渡邊洋次郎
》書籍案内ページへ(現代書館)
素敵なタイトルです。
タイトルのままの本で、読みやすい対談集です。著者の人と出会い対話をしつづけていくところ、すごいな…とリスペクトしています。

昨年は、ぷるすあるはがイラストなどを担当した本も2冊刊行されました。最後にご案内です。

『いろんなきもちあるあるー22のメッセージ』

色鮮やかなチアキのイラストが目をひきます。初めてのスタイルのイラストブック。
著 加藤雅江さん
》ストアのページへ

『こころにケガをしたらートラウマってなんだろう?』

主人公ジュンといっしょに取り組む絵本。3部構成で内容がぎっしりです。
原案・解説 犬塚峰子さん
》ストアのページへ

 


 

 

2024年のぷるすあるはは、サイトリニューアル(情報サイトと法人サイト)という大仕事の年です。現在は、エンジニアさんらと技術的な相談をしたり、構造の見直しを行ったり、こつこつ準備をしています。
リニューアルといっても、デザインと操作性はそのままに…全体を少しスリムで見やすく、内容は一部改訂して、という予定です。ときどき進捗をお知らせしてまいります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご自愛くださいませ。

子どもたちとまわりの大人のみなさんの力を信じて

 

NPO法人ぷるすあるは・プルスアルハ
細尾ちあき、北野陽子、スタッフ一同&ゴマスキー

 

 


338-0012 さいたま市中央区大戸1-14-10-105
Tel/Fax 048-717-5639
office@pulusualuha.or.jp[事務局メール]

》NPO法人ぷるすあるは
》子ども情報ステーション


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