絵本で届ける保健室あんしんプロジェクト。part.3はアルコール依存症編。120冊のエントリーをいただきました。
ご参加、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
ぷるすあるはから郵送の79冊分を、12/3に発送しました。
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養護教諭の先生方からのことば
絵本を受け取った養護教諭の先生方から、これまでに届いたアンケートの声を、いくつかご紹介します。
・家族がこころの病気をかかえている時、子どもに不登校等、何らかのサインがでている時、学年があがるについて子どもに変化が現れる場合があるので、養護教諭、担任ともに、子どもの状況や対応を知っておきたいと思います。
・書籍寄付していただいたことで、”ぷるすあるは”の存在を知ることができ、家族のこころの病気や、子どもの気持ちを知るための絵本があることを知ったので、今後も活用させていただきたいです。ありがとうございました。
・子どもの不安や混乱する気持ちを知る手だてとなり、具体的にどんな方法で安心させればよいのか考えるのに、とても参考になりました。
・絵本なのが良い。色使いに心が癒されますね。
・絵や色づかいもすてきです。ありがとうございます。
・現在中3の女子生徒が、母が統合失調症のために、日々の生活で困難なことが連日続いている。保健室へはストレスがたまると時々吐き出しにやってきます。送っていただいたのはアルコール依存症の書物だったので、統合失調症の本を利用したいと思います。
・アルコール依存症について知る機会はあっても、まわりにいる人の気持ちを知る機会はあまりないと思うので、自分自身の勉強にもなりました。
・保護者の不安定さは、子どもに直接的に影響します。なかなかデリケートな問題なだけに、子どもが相談に来るケースは少なく、その反面、子どもの行動面で問題が生じやすいのが現実です。いかに、子どもの心に寄り添えるかが課題です。
・こんな素晴らしい本を送っていただき大変感動しております。さっそく保健室の本棚に並べました。今後、子どもたちがこの本を読んで、どんな感想を持つのか反応が楽しみです。また、この本で学んだことや感性を大切にしていってもらいたいとも思います。大変ありがとうございました!!
・大人が読む絵本かなと思いました。しかし、中学生以上の子どもであれば理解できるように、言葉がわかりやすく、絵も優しい本に仕上がっているので、保健室にさりげなく置いてみたいと思いました。
・保健室で関わる生徒の中には、親の問題(精神保健も含めて)を背負っている場合が少なくありません。生徒が親を支えることは難しいと思いますが、正しい病識をもち、生徒自身が自分の将来を前向きにとられることは重要だと思います。そういう意味で、この絵本を活用させていただきたいと思います。
・迷いや悩みが自分だけじゃないと安心できる。誰にも言えない事が、本によって解決されたり、癒されたりする。
・親が新型うつや統合失調症等の疾患を持っている場合、療育にも大きな影を残すことになる。そんな環境の中にいる子どもたちに対して、社会が家族、親子を支援するシステム作りが必要だと思う。行政に存在するにしても機能していないように感じる。
・温かな心のおくりもので、力づけられ励まされる子どもがたくさんいます。寄付者の方への思いに、感謝の気持ちでいっぱいです。
・とても素晴らしい本だと思いました。絵本の内容も良く(泣けます)、後半の解説がとてもわかりやすくて良かったです。すぐに、保健室の本棚に並べました。
・6年生保健学習、単元「病気の予防」飲酒・喫煙の指導で、教材として活用できそう。
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ここに掲載しきれなかったコメントも含めて、全て拝読しました。お忙しい中でありがとうございます。今後の絵本制作やプロジェクトの参考にさせていただきます。
絵本で届ける保健室あんしんプロジェクトマップ
これまでの3回のプロジェクトで絵本を届けた学校をマップに掲載しました。47都道府県へと拡げることができました。
》マップへ
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課題もいろいろありますので、ひとつひとつ改良しながら、これからも続けていきたいと思います。
改めまして、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
届けあんしん!
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》絵本紹介のページへ(子ども情報ステーションへ)
ps.自分で届けるコースで、part.1,2でまだお届けが完了していない方がいらしたら、お知らせください。