事業部門
1. 情報サイト「子ども情報ステーション」の運営事業
ユーザー拡大
◯・自然検索からの流入拡大[2016.9 約4,000→6,000アクセス/月] →2017年8月実績値 8,700アクセス
・被リンク[関連10サイト] →評価保留
◯・トータルユーザー[2016.9 約2.3万→3万ユーザー/月] →2017年8月の実績値 30,619人ユーザー
コンテンツ拡充
◯・子ども向けの相談先を集約した情報ページ新設 →公開
◯・病気や障がいのページ →計13ページ公開。2018年3月までに代表的な精神疾患がおおよそ網羅される予定
△・体験談・取材記 →(体験談3本、取材記4本を公開。(継続課題)
・パートナー向けのページ →継続課題
△・動画 →10本の動画を新規公開(5本が絵本朗読、5本がそのほかの短編動画、子どもゆめ基金で作成)。再生回数があまり伸びておらず届け方も課題。朗読動画DVDを活用しきれていない。新たな動画をPVプロボノチームと作成中。(継続課題)
2.心理教育絵本、テキスト等による普及啓発事業
△・絵本で届ける保健室あんしんプロジェクト(3回目まで実施し再評価。担当スタッフを1名配置。効果の見える化。普及先学校選定の根拠づけ。支援者の方への報告を改善。個人だけでなく対団体へのアプローチ)
→再評価の上で、現在、プロジェクトとしては休止中。別紙参照。
─・啓発絵本「ボクは話せない…」の普及[10自治体] →実績、1自治体、1啓発団体。重点事業
◯・学会・イベント等ブース出展[10回以上 出展スタッフの拡大]→15回 新たにプロボノ・ボランティア登録を行った
◯・原画展またはそれに準ずるもの[1回開催] →1回開催
─・LINEスタンプ[新規1テーマ作成] →作成できず 凍結 (現在の2テーマを活用、販売価格を下げ普及を目指す)
3.セミナー等による課題の認知拡大、社会への普及啓発事業
△・講演は、団体の活動テーマに添ったものに絞って実施 →テーマを絞りながらも、第2期を超える30回、地域も幅広く声をかけてもらった。
4.目的を同じくする他団体等との情報交換や他団体と連携した協働事業
△・学習会への参加。サイトでの情報発信、継続 →学習会へ参加。支援団体やイベントが増えており、情報収集や参加が追いつかない現状あり(増えていることは素敵なことです!)
管理部門
・寄付収入[第2期111万円→200万円/年] →166万/年間(継続課題)
寄付してくださった方への定期的なご報告 →季刊チラシの発行にあわせてご報告(継続課題)
法人・団体へのアプローチ(規定の設定と表示 担当スタッフ配置)→継続課題
社会課題と効果の見える化(活用事例の積み上げ、研究者との連携、団体のメッセージ強化)→継続課題
△・メディアへのアプローチ徹底 →メディア掲載件数は25件(第2期は22件) 今期のプレスリリース8回
◯・サポーター会員拡大[計620→740人] →9月末現在 748名
△・バックオフィスの整備 →継続課題
△・認定NPO法人申請に向けた調査 →継続課題
まとめ
第3期は、事業内容を整理、普及啓発の実務には新たな人材を配置し、制作部門へ重点的に取り組むことを目標に掲げましたが、業務が拡散し制作に重点的に取り組むことができませんでした。新たな出版物を刊行することはできませんでした。根幹にある、団体のビジョンとロードマップを描く、それを実践する、財務基盤を固めることには遠くいたりませんでした。財務状況に関しては、獲得した助成金の支払いまでの期間が長いことに起因するキャッシュ不足が深刻で、これらは、今後の団体運営への反省点になりました。
そのような中で、情報サイトの運営、原画展の開催、イベント出展やセミナー講師、メディアを通した発信などを通して、一定の実績をあげることはできました。サイトのユーザー数、サポーター登録数は、目標値を達成しました